カラーやパーマの影響

パーマをかけることで、薄毛や抜け毛が増える可能性は確かにあります。


例えば、低価格のアルカリ性のパーマ液を使用したりすると、薄毛や抜け毛のリスクが少し上がってしまうでしょう。

 

それはパーマをかけるときに、頭皮にパーマ液が付いてしまい、その影響で頭皮の炎症を起こしてしまう可能性があるためです。


また、髪内部のタンパク質が流れ出してしまうことで、髪が細くなってしまったり、切れ毛の原因になることもあります。

 

パーマには大きく分けて「コールドパーマ」と「ホットパーマ」の2種類があります。


それぞれの特徴を知っておきましょう。

 

・コールドパーマ

 

オーソドックスなパーマは、「コールドパーマ」を指すことが多いです。


2つのパーマ液を髪の毛に塗布することで、髪の毛にカールを作ることができます。

 

最初に髪の毛に塗布するパーマ液を、1液(1剤)と呼びます。


1液には、髪の毛を形成している結合を切断する役割があり、この状態でロッドを髪に巻きつけて形を作るのです。


そして髪の毛がロッドにまかれている状態で、2液(2剤)と呼ばれるパーマ液を使用して再度結合させてカールを固定します。

 

・ホットパーマ

 

「ホットパーマ」とは、「コールドパーマ」の作業工程に、アイロンなどで熱を加えたパーマを指します。


そしてホットパーマを代表するパーマに「デジタルパーマ」があることをご存知でしょうか。

 

デジタルパーマは、形状記憶パーマと呼ばれるくらい持ちが良いとされているパーマです。


ただし髪の毛に熱を加えるため、コールドパーマに比べてダメージが大きくなるのがデメリットといえます。


デジタルパーマをする際は、髪の毛のダメージを美容師に相談してから行うのが良いでしょう。

 

・頭皮へのダメージ

 

髪の毛や頭皮のコンディションによって、パーマで与えるダメージは変わってきます。


最近ではパーマ液の性能が上がっていたり、ダメージを軽減させるためにトリートメントで補うなど工夫がされています。

 

短期間に頻繁にパーマをかけたりすると、頭皮や髪の毛への負担になってしまうので注意しましょう。

 

次回どのタイミングでまたパーマをかけてよいのか分からない場合は、美容師に相談することをオススメします。


次回の来店目安だけではなく、ヘアスタイルの維持なども教えてもらえます!

 

・髪の毛のボリュームがきになる

 

「髪の毛のボリュームが少ないけど、そういう人でもパーマをかけても良いの?」


このように疑問に感じている方もいるのではないでしょうか?

 

髪の毛をボリュームアップさせるためにパーマをかけるのは有効的です。


ただしパーマをかけると、髪が細くなってしまったり、切れ毛の原因になる可能性があります。


今の髪の毛や頭皮の状態でパーマをしても大丈夫か、施術前に美容師に相談した方がよいですよ。

 

パーマをかけることで、髪にダメージを与えてしまったり薄毛になってしまう可能性はゼロとはいえないことは確かです。


しかし最近のパーマ液は、技術が進歩しているので、以前に比べて与えるダメージはかなり軽減しています。


適切な頻度でパーマをかけることと、髪や頭皮に優しい薬剤を扱っている美容室を選ぶことが大事なポイントです!

 

薄毛を気にしすぎず、ヘアスタイルを楽しみましょう!