髪を触るクセ

無意識のうちに頭を触ってしまっている方は意外と多いです。

 

癖だと自覚している方でも、イライラした時や、むしゃくしゃした時に、髪を触ってしまっているという経験があるのではないでしょうか。

 

また、自覚していながらも髪型が気になり何度も触ったり、手グシで整えたりすることも一種の癖だと考えられます。

 

このように髪を触ることが癖になっている原因には、ストレスや不安感、怒りなど、様々な心的要因が考えられます。

 

こういった頭を触る癖は、薄毛のリスクを増加させてしまいます。

 

それは、「頭皮を引っ掻いてしまう」「抜け毛が増える」「頭皮に雑菌が付く」といったことが挙げられます。

 

・頭皮を引っ掻いてしまう

 

癖はつい無意識のうちにやってしまうため、強く触り過ぎることがよくあります。

 

その時に、爪が引っかかると頭皮を傷つけてしまいます。

 

傷ついた頭皮は髪が生えにくくなり、薄毛に繋がる可能性が高くなります。

 

特に、爪を伸ばしている場合はダメージが大きくなります。

 

・抜け毛が増える

 

髪を触る時に指通りが悪いと引っかかってしまい、髪が抜ける場合があります。

 

また、髪が乾燥している状態だと指通りが悪くなるので、抜け毛になりやすくなってしまいます。

 

髪を触ることによる抜け毛の本数は少ないのですが、毎日繰り返し行っていると積み重なり、薄毛に繋がる危険が出てきます。

 

・頭皮に雑菌がつく

 

手は様々な場所に触れるため、雑菌が付きやすいです。

 

特に電車のつり革など公共のものは、大勢の方が触れているため、多くの雑菌が付いています。

 

そのため、手には普通に生活しているだけでも多くの雑菌が付いているのです。

 

頭皮は湿度が高くなりやすい場所のため、雑菌が繁殖しやすい場所になっています。

 

雑菌が繁殖すると、皮膚炎やニキビなど頭皮トラブルが起こりやすくなるため、髪にも良くないです。

 

・改善方法

 

髪を触る癖が薄毛に繋がると分かっていても、癖を直すことはなかなか難しいです。

 

ですが、髪を触った時の髪や頭皮へのダメージは対処することが出来ます。

 

まず、爪を短くして頭皮を傷つけてしまうことを防ぎましょう。

 

髪の引っかかりを少なくするには、コンディショナーで指通りを滑らかにすると良いです。

 

 

頭を触ることは、実はかなりのリスクを伴った行為なんです。

 

ついつい触ってしまいますが、その度に頭皮への影響を思い出して、一回でも回数を減らすことが望ましいです。