フケが出てしまう原因と対策
しっかりシャンプーしてもフケが出てしまうことはありませんか?
フケは、原因や状態などから大きく2種類に分けられます。
皮脂分泌量が多い人にみられるしっとりした大きなフケは、毎日洗髪して皮脂をしっかり洗い流して。
皮脂分泌量が少ない人にみられるサラサラした小さいフケは、頭皮を清潔に保ちながら乾燥を防ぎましょう。
・頭皮の乾燥が原因?
現代では、エアコンが効いた部屋や、紫外線を受けやすい環境など、頭皮にとって過酷な外的要因がたくさんあります。
これらが頭皮を刺激し、「頭皮の乾燥」がフケやかゆみにつながることがあるのです。
頭皮が乾燥すると、皮膚のバリア機能が弱くなり、細菌や刺激物が肌の中に入りやすい状態になります。
また、刺激にも敏感になるので、フケやかゆみが発生しやすくなってしまうのです。
・「フケのタイプ」を見極める
フケは、その原因や状態などから、大きく2種類に分けられます。
それぞれケアの方法も異なるので、「フケのタイプ」を見極め、適切なケアを心がけましょう。
フケの2種類のタイプ
1. しっとりとした大きなフケ
皮脂分泌量の多い方にみられるフケです。
2. サラサラとした小さなフケ
皮脂の分泌量の少ない方にみられる乾性のフケです。
洗髪のしすぎ、シャンプーとの相性などの要因により、頭皮が乾燥して、皮膚の角質がはがれたものです。
・ケアの方法
1. しっとりとした大きなフケの場合
原因は過剰な皮脂なので、洗髪は毎日行い、頭皮から皮脂をしっかり洗い流すようにしましょう。
フケやかゆみをおさえる効果のある薬用シャンプー・薬用コンディショナーの使用がおすすめです。
シャンプーの際は、頭皮には爪を立てず、指の腹でマッサージするような感じで、シャンプーはよく泡立てて使いましょう。
また、すすぎも十分に行いましょう。
2. サラサラとした小さなフケの場合
このタイプのフケの場合、頭皮を清潔に保ち、乾燥を防ぐことがポイントとなります。
そのため、保湿剤配合などで、頭皮にやさしく、かつフケやかゆみをおさえる効果のある薬用シャンプー・薬用コンディショナーの使用がおすすめです。
シャンプーの際の注意点は1のタイプと同じですが、洗いすぎで頭皮が乾燥していることも考えられるので、洗髪の頻度も見直してみましょう。
基本的に髪は1日1回洗えば十分です。
乾燥がひどいようなら、シャンプーは1日おきにするなど工夫してみましょう。
頭皮の状態を正しく知り、改善することが薄毛予防において重要なポイントです!
少しの手間を惜しまず、髪を大切にしましょう!