毎日するべきケア
毎日の髪ケアが大事とは知りつつも、日ごろ忙しかったり、面倒くさがったりと、
なかなか正しいケアができていない男性もいるでしょう。
面倒でも髪の毛のケアは絶対にしたほうがいいです。
2、3分の手間を惜しんで一生物の髪の毛を無くしてしまわないために、正しいケアを学んでいきましょう!
・頭を洗うタイミング
「家に帰ったらすぐに寝たい…」または「夜のお風呂が面倒くさい…」など、さまざまな理由から夜のお風呂を嫌い、朝シャワーを好む人もいます。
しかし、できるだけ毎日の入浴は夜の時間帯に済ませておきましょう。
なぜなら、寝ている間に皮脂によって雑菌や真菌が増え、頭皮トラブルが起こる可能性があるからです。
また、寝具との摩擦や寝具と密着することによる蒸れなど、睡眠環境には頭皮と髪に影響を与えるさまざまな問題があるため、少しでも影響を抑えるためにも洗髪の時間帯は夜がおすすめです。
・髪の洗い方
まず髪の毛を洗うときは、ぬるめのお湯で予洗いをしましょう。
髪の短い人は、30秒~1分程度予洗いすれば8割の汚れは落とせてしまいます。
さらに予洗いしておくことで、本格的な洗髪時にシャンプーの泡立ちがよくなるなど、効率のいい洗髪ができるようになるでしょう。
ちなみに、へアスタイル作りにワックスやジェルを使用している場合は、ヘアクレンジング剤があると便利です。
整髪剤をしっかり落とすことでシャンプーの泡立ちがよくなります。
洗った後は、シャンプーの洗い残しがないように、十分な時間をかけてしっかりすすぎましょう。
・トリートメントについて
傷んだ髪に水分や油分を浸透させ、髪の毛に潤いを与えるトリートメント。
髪の毛を染めていたり、パーマをあてたりしている男性は、シャンプー後にトリートメントを使うことで、髪の栄養補給につながるでしょう。
なので、基本的にはトリートメントをしたほうがいいです。
ただし、短髪の男性はトリートメントの使用は控えたほうがいいかもしれません。
トリートメント剤が毛穴に詰まってしまい、育毛や発毛を妨げてしまうというデメリットがあるからです。
また、トリートメントを使う場合は、ぬめりがなくなるまで十分にすすぎましょう。
・髪の乾かし方
特に髪の短い男性は、洗髪後「自然乾燥でいいや!」と濡れた髪の毛をそのまま放置にしがちですが、やっぱり髪ケアとしてはNG。
塗れた髪をそのまま放置にしておくと、雑菌が繁殖して不快なニオイを発するようになるでしょう。
髪を洗った後は、しっかりタオルで水分を拭き取り、ドライヤーで乾かしてあげることが大切です。
タオルで水分を拭き取るときは、力任せにゴシゴシ拭くのではなく、髪をはさみこんで水分をやさしく吸い取るイメージで行いましょう。
ドライヤーは、20~30cmほど離れた距離からあてるのがポイントです。
また、ドライヤーのヘッドは常に振りましょう。
同じところに集中して当てると、髪が傷んだり頭皮がやけどしたりする恐れがあるからです。
そして、あまり長時間乾かしすぎると、頭皮が乾燥してフケや痒みの原因になるため、9割乾いたらOKです。
髪は、一度ダメージを受けると簡単には修復できません。
また、皮脂の影響で起きた頭皮トラブルもすぐには改善しないのです。
日頃から正しいヘアケアを心がけて、髪と頭皮の健康を守りましょう。