血行を良くするためにするべきこと
血行が悪くていいことはなに一つとしてありません。
そしてそれは、髪の毛にとっても重大な問題です。
血行を良くすることで、薄毛になりにくい頭皮環境を整えましょう!
運動不足やバランスの偏った食事などの生活習慣の乱れは、血流が停滞する大きな原因となります。
少しでも血流を改善するためには、日々の何気ないシーンでも積極的に体を動かしたり、水分をとったりすることが大切。
まずは、すぐに実践しやすい血流改善に効果的な6つの生活習慣を見ていきましょう。
・こまめな水分補給
脱水症状を避けるためにも、夏は積極的に水分補給をする方は多いはず。
しかし、体内の水分は季節を問わず尿や汗として出ていくだけでなく、皮膚や呼吸からも自然に蒸発していくため、毎日きちんと水分補給をすることが大切です。
充分な水分を含んだ血液は、酸素や栄養を全身の細胞へと運びます。
また、老廃物も尿から排せつされるため、体内の物質の運搬に水は必要不可欠です。
・職場ではサンダルやスニーカーがベター
タイトな靴、締め付けがきつい靴は血流を妨げ、むくみや足の冷えにつながります。
そのため、オフィスなどの職場では、スニーカーやサンダルなどの快適な靴に履き替えるのがおすすめ。
靴選びの際は、デザインだけでなく、動きやすくて足にフィットするものを意識しましょう。
足を締め付けず、一日を通して楽に動ける仕事用の靴を探してみてください。
・なるべく階段を使う
運動不足を感じている方は、積極的に階段を使うようにするのも◎。
階段の上り下りは立派なエクササイズになります。
特に、階段を上るときは下半身の大きい筋肉から「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎの筋肉を使うため、脚全体からつま先までの血流改善が期待できます。
・定期的に手足を伸ばしてストレッチ
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっていると、体がこり固まって血流も停滞してしまいます。
数十分おきに5分程度、簡単なストレッチの時間を設けてみましょう。
両腕を頭の上で組んで伸びをしたり、足を伸ばしたりと、座ったままでもOKです。
体を動かすことで、リラックス効果も得られます。
・足を高くして眠る
就寝時は、クッションや丸めた毛布などを使って、膝下までの位置を高くして寝ることも効果的と言われています。
滞りがちな血液やリンパの流れが促され、仕事疲れやむくみ解消も期待できます。
・入浴の習慣をつける
入浴にも血流改善に効果が期待できます。
お湯は熱すぎてのぼせないように、37~40℃程度が◎。
10~15分間ゆったりと入浴することで全身の血の巡りが良くなり、心身のリラックス効果も期待できるでしょう。
入浴中は汗をたくさんかきやすいため、水分補給も忘れずに。
なるべく運動する、こまめに水分を取るなど、普段からほんの少しでも意識するだけでも、身体の状態は改善されます。
血行は薄毛に限らず、危険な病気への予防策にもなります。できるだけ改善していきましょう!